校長あいさつ

 

     152年目の歴史とともに力強く歩む箕田小学校をめざして

  

  本校校長2年目となります清水 良江(しみず よしえ)です。昨年に引き続き、よろしくお願いいたします。 

  今年度は、新たに1年生39名を迎え、全校児童259名、13クラスで、令和6年度がスタートしました。

  子どもたちは新しい友達や新しい担任との出会いに胸をふくらませていることと思います。その期待に応えるとと

 もに、学校教育目標「感動し、共に喜びあえる児童の育成」を目指し、全職員で全力を尽くしてまいります。

  始業式では、校訓「時を守り 場を清め 礼を正す」について話をしました。

1つ目は、「時を守る」です。

 これは、時間・時刻をしっかり守るという意味です。

 授業やチャイム席、授業の開始時時刻を守ることを目指します。

 「次の授業の用意をしてから休み時間にし、チャイムで着席する。」という習慣を身に付けていきましょう。

2つ目は、「場を清める」です。

 一生懸命にそうじに取り組むことを目指します。

 その場所を使う人のことや、その場所の役割を考えて、心を込めて掃除をしていきましょう。

3つ目は、「礼を正す」です。

 あいさつや返事を心を込めて行うということです。

 毎朝、挨拶をしてくれる人、気持ちのよい返事をしてくれる人は、こちらもとても気持ちよくなります。ですから、挨拶ができる人は「いろいろな人とよい関係をつくる」ことができるのです。

「心の伝わる挨拶」と気持ちのよい「返事」で、周りの人とよい関係を作り、毎日気持ちよく過ごしていきましょう。

 

 基本となるこれらを実践し、一人一人が自分のことだけでなく、周りの人のことも考えてお互いに協力し、高め合える学級や学年にしていきたいと思います。

 そして、私たち職員も箕田小のよき伝統をしっかりと受け継ぎ、この伝統を大切にするととともに、今後も一歩一歩新たな歴史を刻んでいけるよう、一丸となって取り組んでまいります。

 保護者の皆様及び地域の皆様には、引き続き変わらぬご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

 

~ 学校教育目標 「 感動し、共に喜びあえる児童の育成 」 ~

〇できる喜びを感じる子 (知)

  ➡ 児童が「できた」「わかった」と感じられる授業を展開し、児童一人一人に学力を身に付けさせます。

・学習規律の見直し…「箕田小授業の約束」、人の話を聞く姿勢の徹底

・「わかる」「できる」授業…見通しと振り返りの実践

自分の考えをもち、相手の考えを理解し、共に学習を深める活動 

家庭学習の充実…テスト綴り活用、ドリルT・自主学習等の取組

〇人のよさを感じる子 (徳)

  ➡ 互いに認め合い励まし合う人間関係作りに努めます。

・心のこもったあいさつ…「相手の目を見る」「心をこめる」「場に応じる」「自分から

・お互いのよさや努力を認める 

差別やいじめは絶対に許さない

みんなのために働く…「箕田小ボランティア隊」の継続 

〇汗をかく喜びを感じる子(体)

  ➡ 運動の生活化と体力の向上を図ります。

・自己管理能力をもち、健康で安全な生活をめざす…「早寝・早起き・朝ごはん」の推進

・進んで体を鍛える…外遊び、自主マラソン、

「無言清掃」のさらなる取組      

・自分で自分の身を守る意識の向上

 ~ めざす学校像 ~                                   グランドデザイン(工事中)

   児童の笑顔が輝き、安心で温かい学校
   安心・安全で潤いのある学校
   学び合い、高め合う学校
   保護者・地域とともに歩む学校 

  

 本校は、明治5年に発布された学制により宝持寺において箕田小学校として開設されました。その後、明治29年に現在の場所へ移転し、鉄筋校舎が増築された昭和36年4月20日を開校記念日としました。

 おかげさまで、令和4年度には開校150周年を迎えることができました。

 校訓「時を守り 場を清め 礼を正す」

  笑顔が輝き、「学校が楽しい」と思って通える学校、保護者の皆様が安心して通わせられる学校、地域の皆様から信頼を寄せていただける学校づくりに引き続き、努めてまいります。

              令和6年4月10日  鴻巣市立箕田小学校長 清水 良江 


 

 

 

「みどりゆたかに 花うつくしく

栄える郷土 伸びゆく母校」

(「箕田小学校 校歌」より)